モルタル基礎を復活
用途
住宅の基礎や塀に使用されるモルタル・コンクリート面・コンクリートブロック面
特徴
コンクリート・モルタルでできた住宅基礎のための水性フッ素系着色吸水防止剤です。
塗装することで素材の質感を活かしたまま、新築のような美しさを復活させます。
優れた透湿性で基礎内部から染み出す水分を原因とした膨れ・剥離をおこしません。
フッ素配合による強力な耐久性が特長で、雨水などの吸水を防ぎます。またカビや藻の発生、基材の中性化を防ぎ、美しい外観を長く保ちます。
うすめ方
塗料の粘度が高く、塗りにくいときは、水で少しうすめてください。
容量/塗り面積(1回塗り)/色数
0.5kg | 約2㎡(基礎部高さ40㎝で約5m) | 3色 |
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1kg | 約4㎡(基礎部高さ40㎝で約10m) | |
2kg | 約8㎡(基礎部高さ40㎝で約20m) |
乾燥時間
●夏 約1時間
●冬 約2時間
(重ね塗りはすぐ)
よくあるQ&A
Q:何年くらいもちますか?塗り替え目安は?
A:塗り替え目安は7年から10年くらいで、表面の吸水防止効果が薄れてきたら再塗装が可能です。(水をかけて、しみ込むようになったら)
Q:コンクリートの床面には塗れますか?
A:お勧めしません。超薄膜のため、踏むことで短期間に磨耗し、効果が薄れます。また床面に水が溜まることで滑る恐れがあります。
Q:コンクリート以外に、木とか塗れますか?
A:お勧めしません。塗装はできますが、コンクリートほど効果が見込めません。専用品をお勧めします。
Q:塗り重ねは出来ますか?
A:1回目は充分に塗付し2回目は塗装ムラの修正、巣穴への押込みを意識した追っかけ塗装をする場合は、塗装条件(夏場の日射面、躯体温度、吸込みなど)により2回目がはじいて、塗装し難いことがあります。このため、1回目は十分な量を塗付し黒い濡れ肌が元に戻らないうちに追っかけ塗装をしてください。(夏場の塗り重ねは、1時間以内を目安としてください。)
基礎とは、建物の重みを支える役割をもちます。建物の荷重や外的要因で加えられる力(地震や強風)などをバランスを良く地盤に伝えるためのものです。
地盤と建物をつなぐ重要な役割があります。また、地面の湿気から建物を守る役割も持っています。その重要な基礎を守るものは塗装です。
日本の住宅で主に基礎として使われているのは、コンクリートやセメント、モルタルが一般的です。
コンクリートやセメントは素材自体に防水性がありません。むしろ、吸水性が高い素材です。ですから塗装をすることで吸水性を抑え、むしろ防水性を高めることが出来ます。
基礎塗装を行う事でメリットは、下記の通りです。
・基礎の吸水性を抑える
・防水性が高まる
・コンクリートの中性化を抑える
・美観性が高まる
・カビ、コケの発生を抑える
逆に基礎塗装を行わない事で起こりうるデメリットです。
日本の住宅の基礎は、コンクリートやセメント、モルタルが一般的で防水性がないということがデメリットです。
防水性がないと、水分を吸い込み、ひび割れにつながります。
そのひび割れ部分から、さらに水が浸入することで、鉄筋の腐食等を誘引し、基礎の構造安全性・耐久性を劣化させる原因となるのです。
基礎塗装は基礎を守る為に重要な物となっております。
基礎に起こりうる劣化症状は、ひび割れ・剥離浮き空洞化表面気泡サビ汁変色などがあります。
その中でも一番多い劣化症状はひび割れ・剥離。ひび割れが起きてしまう一番の要因は「水の浸入」です。
雨水そして地面の水分の吸収。
雨水の浸入を防止するために塗装をした場合、雨水の浸入は防いでも地面からの水の吸収は防ぐことができず、表面の塗膜が基礎から湿気を逃がす邪魔をしてしまうことになってしまいます。
そうならないためにも、基礎用の塗料には「防水性」と「透湿性」が必要となるのです。
基礎塗装について御見積ご希望の方やお問合せなどお気軽にお申し付けください。